ロイヤルエンフィールドバレット
ロイヤルエンフィールドバレットは、イギリスにあったロイヤルエンフィールド社が1948〜62年まで製作・販売していたモーターサイクルです。
それが現代では、当時の設計そのままにインドで製作・販売されています。
ただし手動進角装置が自動になったり、6ボルトが12ボルトになったり、またマグネトー点火がポイント点火になったりと、多少の改良はなされていますが、あくまでも最小限です。
あくまでも、ロイヤルエンフィールドの良さを損なわずに良いところを残して制作されています。
まだインドがイギリス領だった時代に軍用として採用されていたロイヤルエンフィールドバレットは、当然のようにインドでもライセンス生産されていました。
当時は、だから2国で生産されていたことになりますね。
その後、本国のロイヤル・エンフィールド社が1,970年代に倒産したことで本国製も生産終了になったのは他のイギリス製モーターサイクルと同じですが、ロイヤルエンフィールドインディア社が残ったことによって、生産は続けられてきたのです。